2018/03/01
ごきげん、いかがですか?
毎日をあわただしく過ごしていると、ほうっと深呼吸したくなる時がありますよね。
誰にでも気分転換したり、考えをリフレッシュしたりといった時間は必要です。
近場を散歩するのも良いし、美味しいものを食べに出かけるのも良し。
私は神社や仏閣が好きなので、そういった凛とした空間に行くと気持ちが落ち着いて、頭の中がスッキリしてきます。
福岡市から唐津市にかけてのエリアにも、リフレッシュできる場所はたくさんあります。
今回は、糸島市の雷山に位置する「千如寺 大悲王院」のご紹介です。
雷山の中腹にある、ココロが洗われるスポット
福岡や糸島近郊にお住まいの方は、福岡県の天然記念物に指定されている「大悲王院の楓」をご存知の方も多いはず。
紅葉の時期の賑わいは、たくさんの方を魅了しています。
秋でなくとも、楓は見ごたえがあります。天に向かって広がる枝は、迫力がありながらも美しい。
千如寺は約1300年の歴史があり、国の重要文化財である「木造千手観音立像」「木造清賀上人座像」をはじめ、数多くの文化財があります。
中でも本尊の「十一面千手千眼観世音菩薩」は高さが約4.63mあり、鎌倉時代の作と伝えられているそうです。
写真撮影は不可のためご紹介できませんが、本当に大きく、慈悲深い佇まいには息をのむほどです。
本尊のほかにも、ありがたい仏像や絵画が多く、時間にゆとりを持って拝見したいものばかりです。
庭園も落ち着いた雰囲気で、とくに春から初夏にかけては花や緑が美しいですね。
方角が合えば、お水取りにも行きたいところ。
受付で尋ねてみると、手水舎でいただいてもいいけれど、飲料ではないということ。
飲料以外の目的であれば、ご迷惑にならない範囲でお水取りができそうです。
追記
紅葉の時期には、一段と魅力が増します。
2024年11月に訪れた際の写真を、少しだけご紹介します。
アクセス
糸島市雷山626
拝観時間:9時から16時30分
拝観料:400円(ご本尊の十一面千手千眼観音などの堂内拝観 入山料を含む 団体20名以上は300円)
お問い合わせ:092-323-3547
拝観の際はマナーを守って、楽しみたいですね。
それでは、ごきげんよう。