2018/03/01

こんにちは。フリーアナウンサーとして活動しているヤマシタです。
気がつけばこの道も長く、年齢も50代を超えています。
sponsored link
年齢を重ねたからこそ考える、人と人を繋ぐ喋り
最近よく思うのは、「年齢を重ねたからこそ出せる“声の深み”がある」ということ。
これは技術や練習だけでは到達できないもので、人生経験が滲み出てくる独特の感覚のようなものかもしれません。
20代や30代の頃は、とにかく「噛まずに読む」「テンポよく伝える」「盛り上げる」など、“技術”が中心でした。
しかし今は、言葉の裏にある「思い」や「場の空気」を読み取ることができるようになりました。
それは、人生で多くの人の喜びや悲しみ、期待や葛藤に触れてきたからだと思います。
例えば、葬儀の司会。
以前は、「進行通りに滞りなく進める」ことに集中していました。
しかし今は、ご遺族の表情や会場の空気から、そのご家族にとっての「言葉の温度」を探すようにしています。
沈黙の“間”も、時には言葉以上に語るのだと気づかされたのは、50代になってからかもしれません。
また、フリーであることの強みは「しがらみにとらわれず、依頼ごとに全力で応えられる柔軟性」にあると思います。
テレビ局や事務所に属していれば、仕事の選択やスタイルに制限があることもあります。
でも、私は一つ一つの現場に合わせて、服装から語り口、内容の構成まで自分で設計し、その場に最もフィットする形を常に探しています。
「声を届ける仕事」は、単なる技術ではなく、「人と人をつなぐ仕事」だと私は考えています。
そして、年齢を重ねたからこそ、より深く、より丁寧に“伝える”ことができるようになりました。
50代の今だからこそ出せる味わいを、これからも一つ一つの現場で活かしていきたいと思っています。
お問い合わせの方法について
私は個人で活動しており、九州・山口を中心に出張対応が可能です。
神職様・主催者との打ち合わせも綿密に行いますので、初めてのご依頼の方でも安心してお任せいただけます。
なお、開催される場所によっては、交通費の実費(高速道路料金や駐車場代など)をご負担いただきます。
ご依頼についてはお問い合わせフォームからお願いします。
確認後にこちらからご連絡いたしますので、電話番号やメールアドレスをお知らせください。
ご相談・ご依頼はお気軽にどうぞ。