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経験が声に深みを与える ― 50代フリーアナウンサーの底力

time 2025/06/23

経験が声に深みを与える ― 50代フリーアナウンサーの底力

こんにちは。フリーアナウンサーとして活動しているヤマシタです。

気がつけばこの道も長く、年齢も50代を超えています。

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年齢を重ねたからこそ考える、人と人を繋ぐ喋り

最近よく思うのは、「年齢を重ねたからこそ出せる“声の深み”がある」ということ。

これは技術や練習だけでは到達できないもので、人生経験が滲み出てくる独特の感覚のようなものかもしれません。

 

20代や30代の頃は、とにかく「噛まずに読む」「テンポよく伝える」「盛り上げる」など、“技術”が中心でした。

しかし今は、言葉の裏にある「思い」や「場の空気」を読み取ることができるようになりました。

それは、人生で多くの人の喜びや悲しみ、期待や葛藤に触れてきたからだと思います。

例えば、葬儀の司会。

以前は、「進行通りに滞りなく進める」ことに集中していました。

しかし今は、ご遺族の表情や会場の空気から、そのご家族にとっての「言葉の温度」を探すようにしています。

沈黙の“間”も、時には言葉以上に語るのだと気づかされたのは、50代になってからかもしれません。

 

また、フリーであることの強みは「しがらみにとらわれず、依頼ごとに全力で応えられる柔軟性」にあると思います。

テレビ局や事務所に属していれば、仕事の選択やスタイルに制限があることもあります。

でも、私は一つ一つの現場に合わせて、服装から語り口、内容の構成まで自分で設計し、その場に最もフィットする形を常に探しています。

 

「声を届ける仕事」は、単なる技術ではなく、「人と人をつなぐ仕事」だと私は考えています。

そして、年齢を重ねたからこそ、より深く、より丁寧に“伝える”ことができるようになりました。

50代の今だからこそ出せる味わいを、これからも一つ一つの現場で活かしていきたいと思っています。

お問い合わせの方法について

私は個人で活動しており、九州・山口を中心に出張対応が可能です。

神職様・主催者との打ち合わせも綿密に行いますので、初めてのご依頼の方でも安心してお任せいただけます。

なお、開催される場所によっては、交通費の実費(高速道路料金や駐車場代など)をご負担いただきます。

ご依頼についてはお問い合わせフォームからお願いします。

確認後にこちらからご連絡いたしますので、電話番号やメールアドレスをお知らせください。

ご相談・ご依頼はお気軽にどうぞ。

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フリーアナウンサー

ヤマシタ タカオ

ヤマシタ タカオ

佐賀県や福岡県を中心に、フリーアナウンサーとして活動中。 イベントやお祭りの司会、通夜・葬儀の司会進行、ニュース読みやスポーツ実況等「声」を使った仕事をしています。 学校や職場に向けた「話し方」や「コミュニケーション」の講座・講演も開催しており、多くの方にご利用いただいています。 [詳細]



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