2018/03/01
ごきげん、いかがですか?
先日、佐賀県唐津市内の中学校で「講演」をさせていただきました。
そのテーマは「職場体験に臨むにあたっての心構えと、礼儀を身に着ける」というものです。
2年生を担任されている先生からご依頼をいただき、私なりの「仕事」に対する姿勢と礼儀についての基本的なことを、お話させていただくことにしました。
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「働く」ということに対する意識
文部科学省では職場体験について、
生徒が事業所などの職場で働くことを通じて、職業や仕事の実際について体験したり、働く人々と接したりする学習活動
と記しています。
家族や先生、友人など、知っている人たちばかりの環境から離れ、知らない大人たちの職場に行くというのは不安もあると思います。
もちろん、未知の世界に触れるというワクワクを感じている生徒さんもたくさんいるようでした。
そんな期待と不安の入り混じる職場体験に向けて私が話したのは、主に自分の実体験に基づいたものでした。
- 働くことの目的は、物理的な満足として収入を得ること。
- 同時に精神的な満足として、やりがいや達成感が得られること。
- サービスや商品を提供することにおいて相手に喜んでもらうことが大切。
- どうすれば一番喜んでもらえるかを考えることで、自己を高めることになる。
- そのためには手を抜くことなく、全力を尽くすことが最高のパフォーマンスに繋がる。
前半は以上のような、仕事に対する考え方や姿勢を中心に話していきました。
途中では「礼」の仕方の実技を取り入れ、何人かの生徒さんにも協力していただきました。
後半では、
- 味方を見つける
- 感謝の気持ちを持つ
- 目標と憧れを持つ
こうしたことを、私の体験したことに基づいて話していきました。
「仕事」というものを肌で感じる素晴らしさ
ほとんどの中学生は、まだ「働く」という体験をしたことがないと思います。
そのため、失敗したらどうしようという不安を持つ生徒さんも多いと聞きます。
しかし、基本的な挨拶が出来たり、仕事に対して一生懸命な姿勢を持っていたりすれば、周りの皆さんはおおらかな対応をしてくれると思います。
大切なことは「仕事」というものを肌で感じ取り、よりよいサービスの提供や人間関係を学ぶ機会にすることだと私は考えます。
そういった有意義な体験をするために、私の言葉がヒントになってくれたら嬉しいなと思います。
お問い合わせ
私は地域密着型のフリーアナウンサーとして活動しています。
メディアに出ることも時にはありますが、地域の人や学校の方々、身近な人たちのために仕事をしたいと思っています。
私の経験やお話が誰かのお役に立てるのであれば、喜んでどこへでも駆けつけます。
佐賀県や福岡県にお住まいの方。
学校や団体、企業の皆さま。
もちろん、それ以外の地域の皆さまも、お気軽にお問い合わせください。
心よりお待ちしています。
それでは、ごきげんよう。