2018/03/01
ごきげん、いかがてすか?
フリーアナウンサーの私は福岡県や佐賀県で、話し方やコミュニケーションに関する講座を開催しています。
講座や普段の会話の中でよく聞かれるのが、苦手な人間関係をどう付き合えばいいのかということです。
結論から書きますと、必要ない人間関係とは迷わずサヨナラしましょう。
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関係を整理する
まず、その人との関係性を考えてみましょう。
- 仕事関係なのか。
- 近所づきあいなのか。
- 子どもの学校や幼稚園・保育園の関係なのか。
他にも、所属している会やサークル、知り合いを介しての関係などいろいろあるでしょう。
大切なのは、その人との関係がなくなることによって自分の生活がどう変わるかです。
変わらないなら、その関係は不要です
仕事上の利害関係があったり、毎日顔を合わせる隣近所の方だったりすると、そう簡単に関係を断つことは難しいでしょう。
そうでない場合は付き合いをやめたからといって、あなたの生活に支障が出てくるでしょうか?
子どもの学校が同じだとか、地域の会に入っているとか、そういった方とは毎日お付き合いがあるわけではないはずです。
ましてやサークルや趣味の集まりの場合は、なおさらです。
時々しか会わない方や、義理でお付き合いしている方で、どうしても相性が合わなければ付き合わなくてもいいのです。
悩む時間がもったいない
人が抱えるストレスの中で、人間関係が占める割合はかなり大きいです。
それだけ、多くの方が対人面で悩んでいらっしゃるということ。
でも、人生は一度きりです。
時間は誰にでも平等に流れていますが、限られています。
そんな中で、対人関係に悩むことは時間の無駄です。
なぜなら、相手があるということは、あなたがいくら頑張ってもどうにもならないからです。
たとえば、仲良くなりたい相手に対して毎日「好きな気持ち」を出し続けたとしましょう。
それが相手に届いて自分を好きになってくれる保証は、どこにもありません。
だったら、そんな不確定なことで悩む時間はもったいないのです。
相性という壁
人には相性というものがあります。
これは目に見えない壁です。
- なんとなく合わない。
- 虫が好かない。
- 生理的に嫌い。
こんなことってありませんか?
それは心の奥からあなたに出ているサインです。
いわば直感というものでしょう。
それに従って行動しても良いと、私は考えます。
限られた時間の中、居心地の良い相手、自分が過ごしやすい相手と付き合っていく。
これも人生を豊かにする一つの方法です。
会社の中ではどうか
会社員の方や学生の方は、嫌な相手とも毎日顔をあわせないといけませんよね。
嫌いな上司、苦手な取引先、なんとなく合わない同僚。
それはそれで、挨拶だけしておきましょう。
挨拶は大切です。
これは好きとか嫌いとかいう問題ではありません。
一人の人間として、良識ある行動をとるつもりがあるのであれば、朝と帰りの挨拶くらいはしておきましょうね。
ただし、無理して話題をつくったり、飲みに行ったりする必要はありません。
繰り返しますが、合わない相手とのコミュニケ―ションで悩んでいても、時間の無駄です。
結果的に、あなたが気持ちよく付き合えなければ、それは不要なコミュニケーションです。
そんなことで悩むよりは、家族との時間や趣味を優先し、人生を楽しく過ごしましょう。
嫌な相手からのアドバイスは要らない
自分のことを真剣に考えてくれる。
そういう人は、これからも大切にしましょう。
自分の仕事や家族、大切にしていることを親身になって考えてくれる人は、あなたの人生にとって貴重です。
もちろん、そういう人にはあなたのほうも好意を抱いていることでしょう。
気をつけなくてはならないのは、助言や親切の押しつけです。
- こうしたほうがいいんじゃない。
- そのやり方じゃダメだよ。
- 自分なら、こうするね。
たまに、こういう言葉を使う人がいます。
それは親身になってくれているというよりも、自分のやり方や意見を正当化したいだけの場合もあります。
そんな時間があるなら、記事のシェアをしてくれたり、事業についてクチコミで誰かに紹介してくれるほうがよほど有難いですよね。
まとめ
基本的に人間関係は、相性のあわない相手とは付き合わなくていいと思っています。
自分が居心地の良い相手と付き合えば、それだけで有意義な時間を過ごせるし、ココロも健康でいられます。
それでも会社や学校関係、ご近所との人間関係に悩んだら、お問い合わせフォームからご相談ください。
心からアドバイスさせていただきますよ。