まほろば風土記

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講座の募集でよく見かける「ご持参ください」という言葉。本来の正しい表現を説明します。

time 2016/08/30

講座の募集でよく見かける「ご持参ください」という言葉。本来の正しい表現を説明します。

ご機嫌いかがですか?

最近は、いろんなところで講座が開催されていますね。

芸術的なもの、体を動かすもの、お子様の教育のためのもの。

本当に多種多様なジャンルが揃っています。

そんな講座の案内を見ていて、どうにも違和感がぬぐえないのが次の言葉。

  • 「○○をご持参ください」

私は言葉を操る仕事をしていますので、「ご持参ください」という使い方はしません。

その理由を説明します。

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謙譲語である「参る」

「持参」という言葉には、それ自体に謙譲の意味が含まれています。

持参の「参」は「参る」であり、「行く」という言葉の謙譲語です。

そのため、「持参」は本来ならば自分自身の行為に用いるものです。

決して、相手への敬意を表す言葉ではないのです。

では、正しくはどのように記すべきでしょうか。

  • 「○○をお持ちください」

という使い方が、敬語として正しい表現になります。

言葉は変化していくもの

しかし、最近では「ご持参ください」という表現が広まってしまっていることから、使っても問題はないという解釈も出てきています。

実際に講座の案内やチラシを見ていると、圧倒的に「ご持参ください」を使っている方が多いのも事実です。

言葉は生き物であり、長い歴史の中ではいろんな新しい言葉が生まれ、廃れていき、使い方が変わってきた言葉もあります。

ただ、言葉の本来の意味や使い方を大切にされる方も多くいらっしゃいます。

できれば正しい用法を身に着けて、違和感のない使い方をすることが、適切なコミュニケーションをとるための一歩となるのではないでしょうか。

言葉やコミュニケーションについて、もっと知りたい方はパッション・リンクのサイトをご覧ください。

コチラの記事も、きっと参考になると思いますよ。

毎日の生活の中、コミュニケーションに悩んでいませんか?

それでは、ごきげんよう。

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メディア掲載 (読売新聞)

フリーアナウンサー

山下貴生

山下貴生

福岡県や佐賀県を中心にフリーアナウンサーとして活動し、動画の制作も行っています。 話し方やアナウンス講座も好評です。 唐津市鏡神社の氏子総代を拝命しており、神社やご利益についての記事も豊富です。 [詳細]



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